私が独立し、ボイストレーナーになったきっかけ
読むと必ず笑われる
昔、私はアナウンサーになりたいと思い、声の勉強が出来る専門学校に通っていました。ですが、順風満帆とはいきませんでした。
集団の講義で私が何かしらの文章を読むと必ず周囲からクスクスと笑い声が出ます。
情けないことに、笑い声が出るのは唯一、私一人でした。
ですが、私はアナウンサーに本気でなりたかったので、あらゆる努力をしました。
「話すテンポが速い？」「滑舌が悪い？」「マイクのりが悪い？」
このように、考えられる理由を見つけては、改善しようと試みますが、具体的にどのように改善していけばよいのか本当に分かりませんでした。
トレーニングとバイトの日々
分からないままにしておくこともできませんので、本屋さんで売っている「ボイストレーニングの本」を沢山読み漁り、授業料と生活費を稼ぐバイトをしながら毎日８時間、声を良くするためと思い、必死にトレーニングを積み重ねました。
ですが、思うような結果を出すことが出来ず、上達したとは言い難い状態が続いていたのです。
努力もむなしく、私が文章を読むと、クスクスと笑い声が聴こえてくる始末です。
なぜなら、声は目に見える運動とは異なり、発してすぐに消えてしまう代物。
声が上手に出せているかどうかの判別は自分一人ではどうにも分かりにくいもの。
声は独学で学ぶことが非常に難しい分野 だったのです。
ボイストレーニングスクールへの絶望
「これはもう優秀な先生に教えてもらうしかない…」
そう考え、専門学校以外にも並行して外部のマンツーマンのボイストレーニングスクールに学びに行きました。
しかし、ボイストレーニングスクールで行われていることは「声の分析」ではなく、「声を聴いた感想」を指摘されるに留まりました。
「改善のアドバイス」ではなく「先生の信条や精神論」を頂戴するばかりだったのです。
また、マンツーマンレッスンの最大のメリットであるはずの「個人に合わせた指導」も、個人の声の悩みや特徴などを一切無視。
マニュアルにただ従った内容をただ提供されるばかりでした。
わらにもすがる思いだった私にとって、希望の光が見えるどころか、かえって絶望の闇に覆われるような、暗い気持ちになったことを今でも覚えています。
今にして思うと、私が、絶望したのも仕方がないことでした。
なぜなら、 ボイストレーニング業界は、実力のある指導者が圧倒的に不足しているのです 。
その後、何とか専門学校を卒業し、自分が声について教える立場に立つことできるようになりました。
指導者としての自信を会得するまで
しかし、自分自身も実力のない指導者になってしまっているかもしれない恐怖に頭を抱えることになりました。
私は、何人もの声の指導者の元を訪れ、さらに発声の理論や技術を勉強しました。
200万円以上の費用と沢山の時間を掛け、自分の中である程度納得出来るところまで指導のレベルを持っていき、こうしてアカデミーを開き、更に試行錯誤しながら現在の技術や指導力を得るに至るまで、かなりの歳月がかかってしまいました。
「私が声を学び始めていたときに、誰かがこれを教えてくれたら、どんなによかっただろう！！」もう何回そう思ったか、分かりません。
今、声について何かしら悩んでいるかもしれないあなたの心が痛いほど理解できます。
特に、これから声の悩みを解決したいと思っている人には、昔の自分のような「無益な苦労」を絶対にして欲しくはありません。
今、大瀧があなたに提供できること
私自身がこうした経験をしたからこそ、これから声の悩みを解決したいと思っている人に対して出来ることがあります。
私は、数千人単位の生徒さん・役者・声優・歌手・ナレーター・アナウンサーなどの生の声、特徴のあるボイスサンプルを聴いて分析し続けた耳で、声と身体の特徴を割り出し、あなたの声の状態・抱えている問題・目指す目的に合わせた指導の提供を高い水準で出来ます。
さらに欧米のボイストレーニング理論、最新の発声医学から、現在研究している「音声生理学」に至るまで、ありとあらゆる声に関する情報を徹底的に学んできたことで、何故あなたが今の問題を抱えているのか？そしてどうすればそれを解決できるのか。
明確な根拠・実例・実演を持って、あなたに改善のための道筋をその場で明示する事が出来ます。
まずは、 1回のレッスンで本当にあなたの声が変わることを体感しに来てください 。
